けんちん汁の中身

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戦争の要因となくし方の意見

 戦争はくだらないと多くの人が感じていると思う。そんな中、私の意見を書いてみる。

 

 

 戦争は実にくだらない。しかし、戦争がなかった時代は無いと言っていいほど地球では争いが絶えない。ケンカが毎日どこかで起きているように、戦争も毎日起きている。

 

 その主な要因は意見のぶつかり合いと欲、不満ではないだろうか。土地、権力、お金、意見。お互い譲れない物や欲しい物が重なっていたり、違う意見を受け入れることができなかったりするのだ。

 

 こんな時思い浮かぶのは、保育園で幼児達がおもちゃを取り合う姿。泣きながら物を取り合う様は、意見のぶつかりと欲に溢れている。周りを巻き込んだ騒いだりするし、漁夫の利をする子や、中には自分におもちゃが回ってくるタイミングを予測してどちらかの味方をする子もいるだろう。まあ、子どもなので全然可愛い。取り合っている2人をよしよししながら宥めたい。

 しかし、これが国単位で行われてるとなるとゾッとする。なぜ土地や権力、物の取り合い、意見のぶつかり合いが殺し合いや苦しめ合いにならなくてはいけないのか。コミュニケーションでどうにかならなかったのかと問いたい。どちらも満足することはできなくとも、話し合いで最悪では無くお互い我慢できる程度の選択をすることはできるはずだ。

 

 また、幼児のオモチャの取り合いと同じように、戦争でも、どちらも悪い時と片方が悪いときがあるだろう。あるいはその奥にいる第三者が。

 片方が悪い時は、悪い方にその戦争の大方の責任を取らせれば良いのではないかと私は思う。また、悪くない方も戦争に加担してしまったのは事実なので、少しの責任は果たすべきだと思う。殴り合いのケンカは、自分たちの意思でお互いに暴力を奮ってしまっているのだ。第三者が悪い時は、第三者が全責任を負うべきではないだろうか。人形劇の人形は悪くない。

 

 

 さて、なんだか色々語ったが、本題はどうすれば戦争を無くせるかだ。こんなこと、すぐに止まなくてはいけない。

 

 まず、戦争をしないと生きられない人がいることをご存知だろうか。私は兵器を売る人しか思いつかないが、もっとたくさんいるだろう。彼らは戦争に生活を賭けている。兵器を売る事でお金を稼ぎ、家族を養ったりしている。また、戦争があると利益がある人がいれば、戦争はまた始まる。なので、まず彼らに他の仕事を斡旋しよう。その利益を、どうにかして無くすために。

 

 次は、戦争を起こさない政権を国の主とすることだ。これはデリケートな問題なので、あまり書きたくないが、一つだけ言わせてもらう。私は民主主義のほうがそういう政権を選びやすそうだと思っている。

 

 最後に、みんなが平等で不満を覚えにくい世界を作ることが重要だ。差別、格差は以ての外。不満は戦争につながる。

 

 

 粗方私の意見は述べた。しかし、これは実現可能なんだろうか。1人が地球全土を支配し反対意見は押し潰す独裁政権のほうが、戦争が起きにくく現実的な気もしてくるのだ。自由と戦争があり現実的ではない方か、自由も戦争もなく現実的な方か。それとも、他に方法があるのだろうか。いつかこの問題が解決できることを切に願う。